DAIROKU:AYAKASHIMORI(ダイロク):瀬見季継√感想
(cv豊永利行さん)
⚠️ネタバレ
台詞の拍子の取り方の独特さや、度々挟まれる息継ぎがすごく瀬見さんの雰囲気を形作っていて、豊永さんの演技力凄すぎる〜! と何度思ったことか!
他の√でも実力やらセンスやらを発揮していらしたり、気遣う様子を見せてくれていました。
模擬戦で足を捻ってしまったときのお姫様抱っこシーン……!
抱き上げる前からお姫様抱っこ宣言をする瀬見さんが新鮮でした!
ヒロインがモノローグで「この状況ってお姫様抱っこ!?」と説明するパターンが多いので……。
そういえばなのですが、瀬見さんって二人称が乱暴じゃありませんね。
「この子」とか「君」とかがメインとなる感じで……。
おふざけモードに入ったときの口調のバリエーションはめちゃくちゃ豊富です。笑。
仕事の鬼だったり、PRIVATE FILESの嫌いなものであげられていることだったり、普通に公務員向きなの好きです( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )
悪虂さんとのファーストコンタクトから察するに若手の頃の瀬見さんって血の気が多かったのでしょう。
え〜! もっとそういう話聞きたかったよ〜!
「……君が心配だったんだよ」のスチルの綺麗さったら尋常じゃないです……!!
ダイロクは死別や愛憎も取り除かれており、「ハートウォーミング」を突き詰めた作品なのだなとしみじみ思いました。
勿論モブなんかは嫉妬心を抱きもしますが、それも多くは悪気があったわけではなかったり、と。
(そう考えると白月さん√は重めでしたね……?)
季尭くんとの関係のこじれもお互いの間に家族愛と優しさしかないところが尊いんです〜!
💟 恋愛エンド
瀬見さんのかわいいポイントや弱点を探るっていく……というのも瀬見さんルートのサブテーマだったわけですが(大嘘)、終盤になるにつれて彼の言動にも順応していきます。ヒロインも私も季尭くんもね!!
照れ隠しをしたい際や本心を伏せておきたい際に冗談めかしてはぐらかしつつ席を立つ、っていう。
本当に瀬見さんってどこまでも瀬見さんだね!!!!
人への甘え方や頼り方を教えてくれたはずの上司当人が実はそれらがとてつもなく不得意で、学んでいくストーリー……!
瀬見さんが人を頼ることを苦手としているのも、充分に自己完結できる人生だったことから。
やっかまれたところですぐに相手を沈黙させられてしまう優秀さだからこそ、コミュニケートありきの相互理解の努力は怠ってきた瀬見さん。
瀬見さんのこの、向き合って誤解を解くよりも、結果を突きつけて見せた方が早い人生、って現実感のなさがすごいです。
それが裏目に出てしまったが故の騒動でした……。
そんな天才的な問題児が真っ向から背筋を正して謝罪と感謝を述べて、妖守を味方につけます。
聴取会ではそれらが功を成し、お偉いさんを下すまで至ったんですから、本当にすごい変化です(╥﹏╥)
ヒトナラザルモノとの日々を描くダイロクは、理解し合うことに重きを置いているのだと思います。
瀬見さんはちゃんとヒロインとも絆を深めた上で、今まで避けてきた対人関係とも向き合い、妖守達とも理解しあえて……よ、よかったですね……。
どうでもいいですが瀬見さんが悦也さんに「膝枕って脈アリですか」と聞くところ、好きでした笑笑。
オフィスラブってずるいなぁ〜!
勤務後、誰もいない職場でのキスってきゅんきゅんしちゃいます……💘
続きは俺の部屋、となるあたり、もう寮の規則破る気満々じゃないですか瀬見さん!!!!
陰陽術の本を貸してくださったときは規則に触れるからと自分の足で部屋まで戻って取ってきたのに!笑 付き合ったらやっぱり変わるものなんですねときめく〜〜!!
そもそもずるいひとなんですよね、ネックレスをつけてくれたりもそうですが、ネックレストップにキスしたり〜!!
そのネックレスも、大切な相手に贈るはずのお守りですのに礼だと言ってプレゼントするんだからもう! ね!? って感じですよ!!
やだもうこの人めっちゃ推してしまいます……。
私は瀬見さんと両思いになって付き合った事実がでかすぎて受け止めて切れないので、下の名前で呼ぶのはまだハードルが高いです……季継さんって呼ぶの凄く照れます……。
(他のみんななんて苗字なかったですし……!)
💟 友情エンド
お兄さん大好きなことを隠そうとしない季尭君。笑。
こちらでは季尭君は第一へ戻ると決めます。
3人で藤桜の下でお花見をするエンディングでした。
(ここだけの話、本当はもっと先輩後輩の関係とか、ヒロインからの片思いも期待してたな……っていうところです💭)
(真面目モードの瀬見さんの感謝と謝罪の言葉が見られる恋愛エンドが良すぎたっていうのの裏返しですかね!)
💟 悲恋エンド
辞職エンド……………………。
無理に茶化すことをしなくなった恋愛エンドと比べての、ギャップがね、すごいんです。瀬見さん。
ムードメーカーに徹しようとする口調が見ていて痛々しいです🤮
瀬見さんが去ってから彼の功績の大きさを知るの、辛いものがあります。
予算まで割いて、鬼たちの間にサブカルチャーを広めたのも瀬見さんだったと発覚。